■2016年国際航空宇宙展に行ってきました。
国際航空宇宙展その4です。
軍事と宇宙系のブース紹介です。
タイトルの「英語のみのご案内です」は本文についてではありませんからご安心ください笑
軍需企業、宇宙ブースは圧倒的に担当者が外国人であることが多く、各所で言われた言葉が「英語でどうぞ」「日本語担当の私は専門家じゃないので・・・」でした。 気軽に行ってくるなぁおい笑
元々はこのイベントはビジネスが主体で、我々一般人はその内たった1日のパブリックデーにお邪魔しているだけなのですから仕方ありません。
まずは目玉のF-35実物大模型から。
超人気でした。本来はコックピットに座れるのですが、あまりにも人気で並ぶのは諦めました。4機が2017年3月までに導入されるようですが、それまで国内でこの姿を拝めるのは2017年1月に配備予定の米軍のF-35かこの模型だけです。
F-35自体も格好いいのでしばらく見てましたが、写真にも写ってるフランス人の6人くらいのお人形みたいな兄弟がウェポンベイに出入りしてて、微笑ましさと可愛らしさと凄まじい非日常感が凄かったです笑
お次はF-35の製造メーカー、ロッキードマーティンのブースです。
F-35とC-130の大型模型と、気合の入った壁が特徴的なブースでした。左翼な感じの人たちが兵器見本市にするな!とデモしてましたがこれは確かにモロだなぁ・・・。あ、私は兵器見本市は超歓迎です。
PAC-3と、今話題のTHAADの縮小模型が展示してありました。THAADってロッキードマーティン製だったんですね。初めて知った。 お次はボーイングです。その3で半分書きましたが、ボーイングは民間航空機メーカーのイメージの方が大きい人が多いと思いますが、巨大な軍需企業です。
空中給油機KC-46Aの「空中給油シミュレーター」が展示されてました。民間機用のフライトシミュレーターは見る機会あっても、完全に軍事用の「空中給油シミュレーター」を見れることはそうはありません。KC-46Aは貨物型のボーイング767-200ERベースで現在開発中の空中給油機。同じく767ベースで、自衛隊にも配備中のKC-767との違いは、最新鋭の400ER型のグラスコックピットと300ER型の翼にしたものです。自衛隊も2020年度末頃に、KC-46Aを導入するようですがどうなんでしょう。
何気なくハープーンがおいてあったり、オスプレイがいます。ボーイング製でしたねそういえば。
次はノルウェーのコングスベルグ・ディフェンス&エアロスペース社です。
あまり馴染みのないコングスベルグ社ですが、F-35向けに開発中のJoint Strike Missile(JSM)と、そのベースとなっている、ナーヴァルストライクミサイルを展示してました。対艦/対地/巡航ミサイルとのことです。(統合しすぎだろ・・・)日本と韓国に提案中とのことなので、今回の出展は防衛省向けのアピールでしょうか。
次はレイセオン社です。
世界第1位のミサイルメーカーらしく、レイセオン社のブースはミサイル大集合。AIM-9 サイドワインダーやAIM-120 AMRAAMなどのミサイル界の大ベストセラーが並びます。。AMRAAMってレイセオンとヒューズが争って、ヒューズが勝ったのに、最終的にはヒューズごとレイセオンが買収して、結局レイセオンのミサイルなんですよね。
日本語の流暢なアメリカの担当者が、ミリオタの質問攻めを極めて丁寧に答えてました。 次は台湾ブースです。
中華民国国軍の装備品なのですが、全くわかりません笑 これを機に勉強しようと思います。笑
お次はインドブース。
こちらも全くわかりません。笑 でも、結構国産化進んでるんですね。
次はニコンです。カメラではなく、計測器を展示していました。
ニコンで軍需といえば戦艦大和の測距儀を初めとする計測器ですから、軍需中心の国際航空宇宙展にはこちらなんでしょう。
次は三菱電機。
標準衛星プラットフォームの「DS2000」と「こうのとり」の模型が展示されていました。
一通り見終わった後に、航空自衛隊中央音楽隊の演奏を堪能してきました。ビックサイトの逆三角形のところの中(会議棟と言うそうです)に初めて入ったのですが、こんな感じになってるんですね。
この三角の部分の7階でした。会議棟の下のフロアでは学生の発表をしてましたよ。
全4回になった国際航空宇宙展のまとめはこれで完了です。次は4年後ですが、どこでやるんでしょうね。楽しみです。