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理系×文系夫婦のマイル日記

マイレージ、カード、ポイント、使い方、旅の情報を書いていきます。

安さとポイントで騙されるな!意外と知らないISPと安SIMは会社によって速度が大きく違う話。

端末+音声+データ(3GB )

ISP(インターネットサービスプロバイダ)と安SIMは会社によって速度が大きく違います。

 今日はマイル集めにも関係あるし、私の本業の通信のお話。

 詳しい方には常識。「IPSがIXに帯域分のお金を払って接続してる」の意味がわかる方はページを閉じても問題ありません。

 それ以外の方は、ぜひお読みいただければと思います。

 最近、知らない方が多いと感じたので、まとめてみようと思います。

 最近、格安SIMの契約やインターネット接続会社の乗り換えでポイントやキャッシュバックを行う案件が増えてきています。

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 ハピタスでもこんなの出てますね。

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 インターネットの加入だとこの辺でしょうか。

 しかし、インターネット回線や、安SIMとはどこも一緒なのでしょうか。

 答えは全く違います。

 同じ100Mや1000Mと書かれていても、全く違います。

 場合によっては、広告表記1000Mbpsだけど実測1Mbps(So-netで実体験した実話)でYoutubeも途中で止まりまくるとか普通に起きます。

 安さとポイントだけにつられて契約すると、もらったポイント以上に損することが普通にあります。

 このエントリを読んで、十分注意の上、案件を進めてください。

インターネットはどうやって繋がっているのか。加えて人々を混乱させる元凶のベストエフォートのお話。

 ふつーに考えると、インターネットってこんな感じで繋がってると思われてるんですよ。別に普通に使うには、これ以上意識する必要ないし、必要もありません。あと考えるとしたら、パソコンの隣には無線ルーターとONUがあるよね!くらい。十分です。

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 携帯もこんなイメージ。

 携帯ショップでスマホ契約したら、すぐインターネット繋がります。それでいいんです。

 ただ、それだと今回の説明に足りないので説明しますね。

 世の中には速い回線と遅い回線があり、遅い原因はここが悪いっていうのと、遅いとイラつく。ホントイラつく。っていうかまともにネットできねぇ・・・・。ってのと覚えて帰ってくださればと思います。

 

DMMmobile

 さて、インターネットはどうやって繋がっているのか。

 実際はさらにもっと複雑ですが、ひとまず概略図で示すと、こんな感じです。

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 予想しているより、ずっとわけ判らない感じじゃないでしょうか。

 俺はどこと契約してるんだよ!?みたいな感じですよね。

 携帯だとこんな感じ

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 やっぱりわけわからない感じじゃないでしょうか。

 この文章が存在する、インターネットの世界にたどり着くまでに、おっそろしくいろいろな会社や場所を経由して届くんです。丸で示してるインターネットの更に先もとんでもなく複雑なことになっていますが、それまた別な話なので今回は割愛します。

 今回の話は、インターネットにつながる際にどこが遅い原因になるのかを中心に書いていきます。

 じゃあ、その本題です。どこが遅い原因なのか。遅いとどうなるのか。あと、広告でうたっている高速100M!1000Mインターネットとは一体どこを指す言葉なのか。最悪の逃げ言葉「ベストエフォート」とはなんなのか。順を追って説明していきます。

100Mbps、1000Mbpsとはどこの事なのか

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 こういう広告多いですよね。実際には1Gbpsなんて絶対に出ませんが。

 この1Gbpsって何を指してるのでしょうか。

 この1Gbpsとは先ほどの画像で言うと

 

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 ここです。

 アクセス回線と呼ばれる部分。フレッツ回線です。家に繋がってる部分とフレッツ網(NTT東日本、NTT西日本管内のみの通信経路)の事を指します。

 フレッツ=インターネットと思いがちですが、フレッツはNTTの社内にしか繋がっていません。

 この後紹介する、バックボーン業者を経由してインターネットに繋がるため、フレッツ網がいくら速くても、インターネットが速い訳ではないのです。

 バックボーン業者の接続が速くなければなんの意味もありません。

 携帯電話の場合は375Mbpsや682Mbpsなどを謳ってます。

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 この部分は、先ほどの図で言うと、この部分。

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 携帯から、基地局を通って各キャリアの網の中。ここが広告で出している375Mbpsなどに対応しています。

どこが遅い原因なのか

 広告で示している部分は解った。じゃあどこが遅い部分なのか。

 先ほどの図で説明するとここです。

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 フレッツ網の次。

 フレッツ網からインターネットサービスプロバイダ(ISP)へ繋ぐ部分の回線と、バックボーン業者(実際にインターネット網へ接続する業者)へ繋ぐ部分。

 ここの部分の回線が細いのです。

 実際には、家庭用の回線よりはずっと高速な回線が使われておりますが、繋がっている会員数がとても多いため、一人当たりで見ると極めて少ない容量となってしまうのです。

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 携帯の場合も同じ。

 格安SIM業者はここの回線を絞っています。

 ここが細いゆえに、お昼休みや朝夕の通勤ラッシュ時には通信が極めて遅い自体となるのです。

 ISPも格安SIMも、絞る理由はシンプルです。この、ユーザーからは見えない裏側で動く信頼性の高い回線はとても値段が高いのです。その値段たるや、契約速度にもよりますが、月額数千万円にも達します。

 逆を言えば、速度を半分に絞ればそれだけで、毎月数百万円の利益が出てくる訳ですから、その選択をしない訳にはいきません。

 ただ、遅すぎてもユーザーが離れますので、そこはISPや安SIM業者のさじ加減で腕の見せ所だとは思いますが、ISPや安SIM業者側からすればバックボーンを遅くするのは極めて美味しい話であると覚えて下さい。 

DTI SIM_キャンペーンLP

遅いとどうなるのか。

 乗り換え前だと、「光なら遅いといってもネット見るくらいなら平気だろう」とか「安SIMは遅いと聞いたけど軽くまとめサイト見るくらいなら平気だろう」と思いますが、実際遅い業者にぶち当たってしまった時の不快感は想像以上です。

 

 光回線で実際に体験したSo-netの場合は、夜7時代の通信速度は光なのに1Mbpsまで低下しました。これは、Webページの表示すらおっそ・・・と感じるレベルです。Youtubeなんてもっての他。まともになんて見れません。これが家の光回線で起きるのです。

 

 安SIMで実際に体験したmineoの場合は、お昼の通信速度が0.08Mbps(80Kbps)まで低下しました。これは大手キャリアで通信制限がかけられたクソ遅い通信速度よりも遅い速度です。ネットなんてもってのほか。LINEのスタンプすら表示が遅れます

 

 下調べをせずに、ポイントで吊られて遅いISPと安SIMを選ぶとこう言う事態が待っているのです。

 ちなみにSo-netとmineoは現在は増強され、快適に使えるようです。

ベストエフォートとは

 ここまでの説明で

 え?1000M(1G)bpsの回線が1Mbp以下?

 え?72Mbpsと謳ってるLTE回線が0.08Mbps以下?

 詐欺じゃね?と思うかもしれません。

 でも、光回線もLTEも「ベストエフォート契約」なのです。「ベストエフォート契約」である限りなんの文句も言えません。最大限(ベスト)の努力(エフォート)をすると言う意味のこの契約。

 キャリアが最大限努力していると言う前提なので、これ以上の速度にはならないし、ならなくても保証はないのです。

 現状「ベストエフォート」の言葉をキャリアが逃げ道にしていて、正直最大限努力しているようには見えませんが、そう言う契約なのでユーザーはのむしかありません。

 私も流石に1Mbps以下は酷すぎるだろうと、So-netに噛み付いたことはありますが契約そのままではなんの解決策もありませんでした。

 私の場合はNURO光に変更することで、バックボーンの接続先が変わるのと、ユーザーが少なく快適に利用できるとのことで、同じSo-netの中でサービス変更することで対処しましたが、他のISPの場合だとできるとは限りませんし、場合によっては2年縛りの違約金を取られる場合もあります。

 そういったことを踏まえて、ISPや安SIM選びは慎重に選びましょう。ポイントで安易に吊られてはいけません。

 

まとめ

安いISPや安SIM業者はインターネットに接続する部分をケチってる

広告部分は、インターネット接続部分ではなくて、最初のアクセス部分

ポイントに吊られず、ISP安SIM選びは慎重に

U-mobile