読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

理系×文系夫婦のマイル日記

マイレージ、カード、ポイント、使い方、旅の情報を書いていきます。

飛行機でロードバイクやクロスバイクを輪行する方法。注意点まとめ。

自転車 自転車-輪行 自転車-輪行-飛行機輪行 飛行機 飛行機-航空会社-ANA 飛行機-航空会社-JAL

飛行機でロードバイクやクロスバイクを輪行する方法

 自転車が趣味の皆様、輪行ってしたことありますでしょうか。片道限界距離のアタックをして帰り道電車で。電車で旅に出て、旅先で自転車に乗る。どちらも良い物です。近所走るばかりじゃ飽きちゃいますしね。

 Amazonなどでも輪行の特設コーナーが用意されるなど、一般への認知度も上がってきました。

 しかし、鉄道の輪行や長距離バス輪行に比べ、ハードルの高そうな飛行機での輪行。実際にどのようにしたら良いのかをまとめてみました。

 飛行機輪行が出来るようになれば、しまなみ海道や、夏の北海道など、都内じゃ味わえない感動するようなサイクリングを楽しむことができますから是非チャレンジしてみてください!

 実際に私がやって見た様子はこちら。

www.i10mile.com

各航空会社の預け荷物の制限の確認

日本航空(JAL)

 JALは条件を満たせば可能であると、明確に回答を明記しています。

 JAL - 国際線で手荷物として自転車は運べますか?

分解式自転車(※)を輪行袋(自転車専用収納袋)に入れていただいた状態でお預けいただく事を条件に、受託手荷物として承ります。


(※自転車は一人乗りのツーリング用あるいは競輪用自転車でモーターがついていないことがお預かりの条件となります。)

通常の手荷物同様、無料手荷物許容量に含めてのお預かりが 可能ですが、無料手荷物許容量を超える場合は、超過手荷物料金 をいただきます。

詳しくは、 こちらをご参照ください。

なお、1辺が120cmを超える(*)または3辺(縦・横・高さ)の和が203cm(80インチ)を超えるもの、重量が32kg(70ポンド)を超えるものについては、お預かりできない場合もございますので、 あらかじめ以下にお問い合わせください。

(*)737機材の場合は1辺が100cm(39インチ)を超える

ご不明の点につきましては、 JAL国際線ご予約・ご購入・ご案内までお問い合わせくださいますようお願いいたします。

 注意点はまとめて後述しますが、電動アシストではない(リチウムイオン電池が預けられない)ロードバイク、クロスバイクであれば可と言う事ですね。

 無料手荷物許容量と言う言葉が出ましたが、無料手荷物許容量はJALの場合以下となります。

 普通席の場合は20kgまでですね。20kgを超えると別料金になります。

 ファーストクラスの場合は45kgまで無料です。

f:id:i10aki:20170109221009j:plain

 20kgを超えた場合は以下のようになっています。

 距離によって値段が異なりますが、利用者の多い東京-那覇、札幌などで超過1kg毎に400円となっています。10kgオーバーであれば4000円プラスになります。

 ロードバイクであれば、梱包材込みでも20kgを超えることはほとんどありませんから心配はいらないかと思います。クロスバイクや自分自身の荷物が多い場合などは空港に行く前に一旦軽量するなど、しっかり注意してください。

 サイズ制限の50cm×60cm×120cmは、自転車であれば確実に超えるのでドキッとするかもしれませんが、キチンと預かってくれます。

 このサイズ制限は航空コンテナに収まるかどうかの基準です。大きすぎる荷物は、バルクカーゴ室と言う別の部屋に収納されるので、バルクカーゴ室に入れば預かってくれます。

 バルクカーゴ室は機体毎に大きさが異なり、機体毎で制限があるので、予約時に機種を確認して、サイズを確認しておきましょう。

f:id:i10aki:20170109224542j:plain

 JAL国内線 - 超過手荷物料金のご案内

f:id:i10aki:20080627154636j:plain

 通常の荷物はこのようにコンテナに収納し、迅速に積み下ろしができるようになっています。

f:id:i10aki:20170109225913j:plain

f:id:i10aki:20170105192214j:plain

 しかし、コンテナに収まらない荷物やペットなどは、バルクカーゴ室と呼ばれる別室に手積みで搬入します。

 バルクカーゴ室は当然機種によって大きくサイズが異なるので、機種毎のサイズ制限があります。

 大型機の777などはやはり大きいですね。

 一点注意点があります。下記の資料にまとまっていますが、固定が厳密ではないと言う事です。

 https://www.jal.co.jp/jalcargo/konpo/pdf/konpo_1203.pdf

①航空機への積み込みは手作業であり、衝撃が加わる機会がある

②航空機からの取降し作業も同じく手作業であり、衝撃が加わる機会がある

③他の貨物,手荷物とを仕切る隔壁はなく、一緒に積み込まれることから、他物と接触す る機会がある

④貨物と機体構造(壁・天井)とは 5cmの空間を設けるため、移動する可能性がある

⑤貨物を厳密に固定することができませんので、滑走、着陸、旋回時に移動する可能性がある

⑥搬送用の機材への積替え作業があり、衝撃の加わる機会がある

 高級ホイールやコンポは非常に脆いですから、万が一、衝撃が加っても問題ないような梱包にしましょう。

 電車での輪行と同じような、輪行袋に入れただけと言うのは危険である可能性があります。 

JAL注意点まとめ

・他の荷物と合わせて20kg以内は無料(普通席)

・20kgを超える場合は超過料金が必要(普通席)

・規定サイズ外でも積み込むことができれば荷受け可

・国際線の既定サイズ外は要相談

・ソフトケースやダンボールでの梱包

・パンク修理キットなど可燃性の物は預けられない場合がある。

・運送中の破損は免責

・空気補充用ガスは(CO2ボンベ)4個までなら可能

・電動アシスト自転車は預かり不可(リチウムイオン電池)

・電動変速機も不可の場合がある(リチウムイオン電池)

全日空(ANA)

 ANAの場合も条件を満たせば可能であると、明確に回答を明記しています。

 ANA便で自転車をお預けになるお客様へ│ANA SKY WEB

 Q&A詳細

 Q&A詳細

以下の条件において受託手荷物としてお預かりいたします。お預かりの際は同意書へのご記入が必要です。

【折りたたみ式自転車の場合】
ソフトケースに収納し、お預けください。

【折りたたみ式自転車ではない場合】
3辺の合計が203cm以内であればお預けいただけます。あらかじめソフトケースやダンボールでの梱包をお願いいたします。

なお3辺の合計が203cmを超える自転車は、航空機の貨物室に搭載可能な場合に限りお預かりいたします。
サイズと重量をご確認のうえANAへお電話にてご連絡ください。

 基本的にはJALと同様ですが、明確に違う点が一点あります。

 国際線の場合は3辺合計292cmを超える荷物が預け入れ不可という事です。JALもお問い合わせ下さいと明記されているだけなので、同条件で同じように不可の可能性もありますが、ANAは明確に不可としています。

 海外に輪行する機会はあまりないかと思いますが、台湾でロードバイクを安く購入された場合や、海外のトライアスロンやアイアンマンに出場される際はご注意ください。

f:id:i10aki:20170109232140j:plain

 国内線の場合は、バルクカーゴ室に入れば、預かってくれます。どうしても部屋のサイズの制限があるので、JAL同様、機種毎のサイズ制限も当然あります。

f:id:i10aki:20170109233916j:plain

 また、JALも同様だと思いますが、航空法で制限された危険物も明記されていますので参考にして注意しましょう。

 リチウムイオンバッテリと可燃物、ボンベ類が不可です。つまり電動アシストは不可ですね。

 意外と気にしない罠は、パンク修理用接着剤(可燃物のため)などです。預かってくれませんので、現地でのパンク対策はチューブごと交換としてください。

 ボンベは基本不可ですが、パンク修理用のCO2ボンベは4本までOKです。

f:id:i10aki:20170109233326j:plain

 重さ制限はJAL同様、普通席は20kgまで無料。プレミアムクラスは40kgまで無料です。

f:id:i10aki:20170109233447j:plain

 20kgを超える場合は上記となっています。JALと比べてシンプルですが、場合によっては割高ですね。

ANA注意点まとめ

・他の荷物と合わせて20kg以内は無料(普通席)

・20kgを超える場合は超過料金が必要(普通席)

・国内線は規定サイズ外でも積み込むことができれば荷受け可

・国際線の場合は3辺の合計が203cm以上は預かり不可

・ソフトケースやダンボールでの梱包

・パンク修理キットなど可燃性の物は預けられない場合がある。

・運送中の破損は免責

・空気補充用ガスは(CO2ボンベ)4個までなら可能

・電動アシスト自転車は預かり不可(リチウムイオン電池)

・電動変速機も不可の場合がある(リチウムイオン電池)

飛行機輪行に必要な道具

 絶対に必要なものが、輪行バッグか箱のどちらかです。一般的にはバッグですが、個人的には箱をお勧めします。

 後は、ペダルレンチ、六角レンチ(ハンドル、サドル取り外し用)、エンド金具、スプロケカバー、チェーンカバー、梱包用のマジックテープ、エアーキャップ(プチプチ)などが必要です。

輪行バッグ

 輪行「袋」ではありません。輪行「バック」もしくは「ケース」です。理想を言えば競輪選手などが使用する、「ハードケース」がベストなのですが、20~30万円とかなり高価な物なので、普通の人が使うにはちょっと現実離れしています。そのためケースをチョイスすることになると思います。

 目の届く範囲に置いて管理することになる、電車やフェリーの輪行と違って、飛行機は預けてしまって、他の荷物と混載されるので、しっかり保護してくれるバッグである必要があります。

 Amazonなどで絶大な信頼を得ている、輪行バックと言えばOSTRICH OS-500トラベルバッグです。利用者がとても多く、大会などの際には取り違えに注意が必要なほど笑

 中にはシッカリと厚いウレタンが施され、軽い衝撃などを吸収し、フレームを守ってくれます。お値段は1万円半ば。

OSTRICH(オーストリッチ) OS-500トラベルバッグ

 

 OS-500トラベルバッグは非常に良いバックですが、構造上押し潰された際の破損は避けられません。バルクカーゴ室内はただの部屋なので、乱気流時などに壁や他の荷物に衝突しないとは限りません。

 海外遠征などで、プロも使用している輪行バッグで有名なものが、シーコンエアロコンフォートです。

 バックの中の金属製のフレームにバイクを固定するため、仮に横から押しつぶされたとしても、先にバッグのフレームがダメージを受けるため、バイクは安全に守られます。お値段は5万円半ば。

シーコン エアロコンフォートプラス 輸行バック

箱(新車ダンボール、バイクポーターボックスなど)

 輪行と言えば真っ先にバッグが思いつきますが、忘れてはならない&意外と侮れないのが箱です。輸送のためのモノだから当然強度もしっかりしているし、使い捨て前提となりますが、段ボールでよければ0円で入手可能です。

 箱はしっかりとしたバイクポーターボックスを購入する方法と

ACOR(エイカー) ABP-21201 バイクポーターPRO

 海外の方がよくやっている、段ボールで済ませる方法があります。

f:id:i10aki:20170107220755j:plain

 段ボールの場合は、近所のショップに相談してみましょう。

 何件かに電話をしてみたところ、個人店の場合、スペースの関係ですぐに捨ててしまう場合が多いようです。大型スポーツ店やショッピングモール内の自転車店などの大型店の場合は、比較的段ボールをとってある場合が多いようです。

 私の場合は実家近くのスポーツデポ様に電話で確認して段ボールを貰いました。自宅近くだと普段行っているショップで貰います。

スポーツデポ 大曲店 | 店舗検索 | 店舗情報 | アルペングループ

 自分のバイクがどんなブランドであれ、欲しいのは段ボールですから、安いプライベートブランドのクロスバイクの段ボールでも何の問題もありません。

 しかし、実際にやってみれば痛感できますが、無料で貰えたとしても、どでかい段ボールを家に持ってくるのは結構面倒です。これが、段ボール輪行の最大の障壁となります。移動の度に調達ですから。

 何度も飛行機で輪行するのであれば、バッグを買ったほうが絶対にいいです。

 しかし、輪行袋と違い、輪行バックは高価なものですから、高いバッグを買っても1~2回で使わなくなるのであれば、とても勿体ないです。

 段ボール輪行は、試しに0円で飛行機輪行を試すにはもってこいです。なにしろ使い捨てですから二回使うという発想がありません笑(往復分程度の耐久性は十分あります)

 そのため、この記事を読んでいる(これから輪行を試してみようと思ってる)方には段ボール輪行がおすすめです。

 飛行機で輪行することに慣れたら、改めてしっかりしたバッグを購入しましょう。

 実際に段ボール輪行で、札幌から東京に自転車を持ってきましたのでご参考にしてみてください。

ペダルレンチ

 飛行機輪行の場合はバッグがタイトなため、サイズ的な制約があります。また、他の荷物との衝突する可能性などの、安全性などの面によりペダルを外したほうがいい場合が多いです。

 その場合、ペダルを付け外しする用のペダルレンチが必要です。持って行った先でも使いますから、輪行バッグや箱に忍ばせておきましょう。

PWT ハイトルク ペダルレンチ PW163

六角レンチ(ハンドル、サドル取り外し用)

 飛行機輪行の場合、バッグがタイトなためハンドルやサドルを取り外す必要があります。その場合に必要な六角レンチを用意しましょう。

 長距離乗られる方は普段から持ち歩いたり、輪行先でも普通に使うツールとして持っているかと思いますので、気にしなくてもいいかと思います。

 持っていない場合は、輪行に関係なく、日ごろの出先でのトラブルに備える意味でも必ず購入しましょう。

空気入れ

 飛行機に乗せる前に、タイヤの空気を抜く必要があります。飛行機は与圧されているとはいえ、上空では若干気圧が下がります。その際に最悪バーストする恐れがあります。

 これも普段から持ち歩いている方が多く、気にしなくてもいいかもしれません。

 ただし、私もそうですが、CO2ボンベタイプを使用している方は注意が必要です。飛行機に預けられるボンベは、4本までです。行き帰りの前後チューブで使い切ってしまいます。そのため、ホテルに放置するように携帯ポンプも念のため持って行ったほうがいいでしょう。

エンド金具

 輪行バックや箱に収納する際、ホイールを外して梱包します。その際ホイールを外したフレームは非常に脆いです。

 脆いフレームのエンド部分を保護するパーツがエンド金具となります。フロント用とリア用がありますのでそれぞれ用意しましょう。

 なくても出来ないわけではないですが、壊れてからでは遅いですからね。

OSTRICH エンド金具 [フロント用] エンド幅100mm

OSTRICH(オーストリッチ) エンド金具 [リア用] エンド幅130mm ロード向け

スプロケカバー、チェーンカバー

 オイルで汚れている、スプロケとチェーンで他の物を汚さないように保護します。私は忘れることが多々あり・・・プチプチで代用することもありますが、カバーがあったほうが確実にスマートです。そんな高いものでもありませんし。

マルト(MARUTO) スプロケット&ディスクブレーキローターカバー RS-S570 シルバー

マルト チェーンカバー

梱包用のマジックテープ

 取り外したハンドルやホイールが、バッグや箱の中で不用意に動いてしまうと、破損やキズの原因となるので、各部品が動かないようにしっかりと固定します。

 100円ショップで売っている、柔らかいタイプのマジックテープが、とめ易く、キズや跡がつきにくいので重宝します。

 引っ越しなど用の養生テープ等でもいいかと思います。

エアーキャップ(プチプチ)

 スレそうな場所がキズ付かないように保護する。外した部品を保護する。ディレイラーが曲がらないように内側に入れる。チェーンカバーの代わりにする。様々な用途に使えます。

 基本的に引っ越しの梱包と同じですからね。

 あるととても便利です。

 

飛行機でロードバイクやクロスバイクを輪行する方法。注意点まとめ。

・箱かバッグか梱包手段をしっかり考える。

・他の荷物と合わせて20kg以内は無料(普通席)

・20kgを超える場合は超過料金が必要(普通席)

・国内線は規定サイズ外でも積み込むことができれば荷受け可

・国際線の場合は3辺の合計が203cm以上は預かり不可

・ソフトケースやダンボールでの梱包

・パンク修理キットなど可燃性の物は預けられない場合がある。

・運送中の破損は免責

・空気補充用ガスは(CO2ボンベ)4個までなら可能

・電動アシスト自転車は預かり不可(リチウムイオン電池)

・電動変速機も不可の場合がある(リチウムイオン電池)

・ハンドルは外す

・ペダルは外す

・タイヤの空気は抜く

 以上のことを守って楽しい輪行ライフを楽しみましょう。

 次回は実際に試した様子をレポートします。

www.i10mile.com